最近、コロナウイルス等の影響もあり、自宅でじっとしていたのに、かえって坐骨神経痛が悪化してしまったという方が増えています。

病院で坐骨神経痛と診断された方の中には、「動かず安静にするように」と言われた方も多いのではないでしょうか。

安静にしていても病院で治療しても治らないとお困りの方が当院へもよく来られます。

もちろん、炎症がひどい場合や痛みが強い場合は転倒防止などのためにも、無理して動くことはおすすめできません。

しかし、だからといっていつまでも、ただ安静にしていることは良くありません。

自粛生活によって、坐骨神経痛が悪化してしまったケースの中には、活動量低下が

引き金になっていることも多いです。

その原因として、「筋肉の衰え」があります。

筋肉には、動くだけでなく、体温の維持や血液を流す手助けをする役割があります。

筋肉が衰えて、体が冷えやすくなると神経伝達が鈍くなったり、栄養が十分に行き渡らず、神経が傷つきやすい状態となります。

そうなると、少しの圧迫や締め付けでも坐骨神経の症状が出やすくなります。

反対に筋力が維持されていると坐骨神経痛の症状も出にくくなります。

しかし、ただ単に動いて筋力を増やせばいいというわけでもありません。

正しい姿勢で動かなければ動いた効果が半減するどころか、坐骨神経痛を悪化させてしまうことすらあります。

そのため、まずは骨盤矯正で骨格を正しい位置へ戻すことが重要です。

骨格の歪みによってお尻の筋肉が硬くなることで、神経が圧迫されていることもあるので、骨盤矯正で歪みを取り除き、正しい姿勢で体を動かし筋力をアップさせるのが、坐骨神経痛解消の近道です。