今回は腰痛にかかりやすい人のタイプ
について見てみましょう。

腰痛は運転など長時間、同じ姿勢のままでいる方や重い荷物を運んだりする方に多い傾向があります。

そのため、タクシー運転手やトラックドライバー、宅配業者、引っ越し業者、建築関係の方が多いと思われがちです。もちろんこうした方がほかの方よりも腰に負担がかかりやすいのは事実です。

しかし、こうした職業の方でも腰痛と無縁という方もいれば、腰に負担がかかる仕事でもないのに腰が痛いという方もいます。なぜそんな違いがあるのでしょうか。

それには

・血行不良
・筋力低下
・骨盤の歪み

という3つの理由があります。

冷え性の方や同じ姿勢で立ちっぱなしの方は、筋肉が収縮することで、血流が悪くなり腰痛につながりやすくなります。

冬場に腰痛が多くなったり、温めると楽になるのはこのためです。

そして2番目の筋力の低下ですが、急性や慢性の腰痛がある方は最大で30%程度、筋力が低下しているという発表があります。

特に30歳を過ぎるとトレーニングをしないかぎり、1年に1%筋肉が衰えるとされています。腹筋や背筋が低下すると背骨をしっかりとささえることが出来なくなり腰が痛くなります。

そして一番やっかいなのが、骨盤の歪みがあるタイプの方です。

本来、腰は前方にカーブを描くことで上半身の重みを分散・吸収していますが、骨盤が歪んで腰のカーブが少なくなると重さが分散せず腰に過度な負担がかかり腰痛となります。まっすぐな木の枝が折れやすいのに対し、カーブを描く柳の枝が折れにくいのを

想像すると分かりやすいですね。

特に足を組む癖がある方や重心が傾いている方は、早めに歪みを矯正することが大切です。
こうした原因がある方は腰痛になりやすいタイプなので早めの対策をしましょう。

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