当院にご来院を頂く患者さんには看護師の方もいます。

看護師の方のカウンセリングをした中で坐骨神経痛がなぜ,多いのかについて

書いて行きます。

看護師に坐骨神経痛が多い理由として、以下の点が挙げられます:

1. 長時間の立ち仕事

看護師はその職務上、長時間立ちっぱなしになることが非常に多いです。

病棟内を歩き回り、患者のケアや処置を行うために、座る機会が限られています。

特に、忙しい時間帯や夜勤などでは、ほとんど休憩を取ることができず、立ち続けることが多いようです。

このような長時間の立ち仕事は、腰や脚に大きな負担をかけ、筋肉や関節に過度なストレスを与えます。

結果として、腰痛や坐骨神経痛を引き起こしやすくなります。

2. 重い患者の移動や介助

看護師は日常的に重い患者を持ち上げたり、移動させたりすることが求められます。

例えば、ベッドから車椅子への移動や、歩行が困難な患者の補助などが挙げられます。

これらの作業は、適切な持ち上げ方やボディメカニクスを守らないと、腰に過度な負荷がかかりやすくなります。

特に、急いでいる場合や、患者が突然動くなど予測できない状況では、さらにリスクが高まります。

このような状況が頻繁に起こるため、看護師は腰痛や坐骨神経痛を発症するリスクが高い職業かと考えます。

3. 不規則な勤務時間

看護師の勤務時間は非常に不規則です。日勤と夜勤のシフトがあり、休憩時間も一定ではありません。

不規則な勤務時間は、睡眠の質や量に直接影響を与えます。

十分な睡眠が取れないことで、身体の疲労が蓄積しやすくなり、筋肉や関節の回復が遅れます。

また、睡眠不足は痛みの感受性を高め、慢性的な痛みを悪化させる要因ともなります。

さらに、夜勤は生体リズムを乱し、自律神経のバランスを崩すこともあります。

これが結果的に腰痛や坐骨神経痛の原因となります。

4ストレス

看護師は常に多くのストレスにさらされています。

患者のケアに対する責任感や、緊急事態への対応、同僚や医師とのコミュニケーションなど、多くの要因がストレスを引き起こしたりします。

精神的なストレスは、筋肉の緊張を引き起こしやすく、これが腰痛や坐骨神経痛を悪化させる一因となります。

特に、慢性的なストレスは、身体の緊張状態を常に高めるため、痛みが持続しやすくなります。

さらに、ストレスが溜まると、疲労回復のための睡眠の質も低下し、悪循環に陥りやすくなります。

これらの要因が重なり、看護師に坐骨神経痛が発生しやすくなります。

加えて、看護師は患者に対するケアの質を維持するため、自身の健康を後回しにしがちです。

痛みがあっても仕事を続けなければならない状況が多いため、慢性的な痛みが進行しやすいのです。

また、看護師が勤務する医療機関の環境も重要な要素です。

例えば、適切な設備が整っていない、あるいは人手不足のために一人一人の看護師の負担が増えると、身体への負荷も増大します。

さらに、看護師の教育や研修においても、適切なボディメカニクスやストレスマネジメントの重要性が強調されている場合が少ないことが問題です。

多くの看護師は、日々の業務の中で自己流で対処していることが多く、これが身体への負担を増やしています。

また、看護師の中には、腰痛や坐骨神経痛を経験しながらも、仕事を続けるために鎮痛剤を常用する人もいます。

これにより一時的に痛みを和らげることはできても、根本的な解決にはならず、長期的には痛みが悪化することもあります。

薬に頼ることなく、適切な治療や予防策を講じることが重要です。

職場環境の改善も不可欠です。例えば、患者を移動させるための機械や装置を導入する、勤務時間の見直しを行う、

ストレス管理のためのカウンセリングを提供するなどの対策が考えられます。

また、定期的にフィジカルセラピーを受けることや、適度な運動を取り入れることも効果的です。

看護師自身も、自己ケアの重要性を認識し、適切なストレッチやエクササイズを日常生活に取り入れることが求められます。

特に、腰痛や坐骨神経痛に効果的なストレッチやヨガのポーズを実践することが痛みの予防にば役立ちます。

また、バランスの取れた食事や十分な水分補給も、筋肉や関節の健康維持には欠かせません。

 

看護師さんの場合は日勤だけの病院での勤務ならばまだ精神的にも肉体的にも楽かと思いますが

夜勤や日勤と交代勤務の場合はかなり負担が多いのではないかと考えます。

看護師さんは忙しく、中々自分の体の治療やメンテナンスをする時間を撮るのが難しいかと思いますが

坐骨神経痛や他の症状がある場合は薬などで対応をせずに整体院に行き、施術を受けて改善して欲しいと思います。