椎間板ヘルニアとは

みなさんはよく「ヘルニア」という言葉をよく聞くことがあると思います。

しかし、ヘルニアと一言で言っても色々な種類のヘルニアがあります。そもそもヘルニアとは体内のある臓器が定位置より脱出してしまった症状を指します。

例えば「でべそ(臍ヘルニア)」や「脱腸(鼠径ヘルニア)」などがあります。

このような「脱出」する症状が背骨で起きたものを「椎間板ヘルニア」と呼びます。

椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にある椎間板、いわゆる骨と骨の間のクッションの役割を果たしてくれる部分が何らかの影響で外に飛び出してしまうといった症状になります。

この椎間板が正常に機能することで人間は背中をしなやかに動かすことが可能なのです。

椎間板ヘルニアの症状は?

椎間板ヘルニアの症状はそれが起こる部位によって変わってきます。例えば首のヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)であれば主に手足に痛みや痺れ、動かしにくいと言った症状、また首筋や肩甲骨あたりに痛みが生じる場合があります。またヘルニアが大きい場合は手足に痺れ歩きにくいと言った場合もあります。

腰のヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)であればお尻から太もも、足へと痛みおよび痺れが発生することがあり、腰ヘルニアの代表的な症状として坐骨神経痛を発症する恐れもあります。

椎間板ヘルニアは男性と女性どちらが多い?

それでは椎間板ヘルニアになりやすい人はどのような人なのでしょうか?

まず初めに男性と女性を比較した場合、およそ3:1の割合で男性に多いそうです。

男性は働き方の都合上、どうしても女性よりも背中に負担がかかる業務を行いがちです。

もちろんデスクワークや家事などで背中に負担がかかる女性もいますが、それ以上に重いものを持ち上げたり、無理な姿勢での業務を行うことが多い男性になりやすい病気なようです。

椎間板ヘルニアになりやすい年齢層は?

次に椎間板ヘルニアになりやすい年齢層はどうなっているのでしょうか?

医学調査によれば20代〜40代での発症が多いようです。思ったより高齢者での発生数がありませんが、これは若ければ若いほど無理をしているという現れもありそうですね。

椎間板ヘルニアの治療法は?

椎間板ヘルニアは多くの場合数ヶ月で小さくなり痛みは軽くなりますが、それでも症状が続く場合には手術を行う必要がある場合もあります。

いずれにしても、個人での的確な判断は難しいので悩んだ際には一度医師や整体師に相談しましょう。

当院での治療

当院では「施術時の痛みゼロ」をモットーに「ズキズキする腰痛」や「ピリピリする坐骨神経痛」を取り除きます。

およそ400年にわたり伝わる秘技、関口流柔術の裏奥義、「南龍整体術」で体を楽にします。南龍整体術は体の本来の動きを大切にした整体術が故に「バキバキしない整体術」になります。